ブランド立ち上げのストーリー


きっかけはパン職人のフードロス問題への想いから

バーガー開発工場

※ 当時の山下幸男さん

保存ができて、パンと具材をレンジで温めるだけで一番美味しい状態にする技術の開発。この取り組みは兵庫県の伊丹市でサンドイッチ専門店を営んでいた開発者の山下幸男さんが、お店で廃棄される売れ残ったパンに心を傷め、どうにかできないかと考えたことからスタートしました。

バーガー開発の様子

※ 開発の様子

2007年に最初の商品が完成。解凍時に野菜の⾷感を保持する冷凍サンドイッチとして日経MJ(*1)やトレンドたまご(*2)などのメディアで取り上げられ、注目を集めました。野菜入りのサンドイッチを冷凍食品化した商品は日本初という。その後、技術の改良を進め、2017年にはハンバーガーに転用できる特許技術(*3)を開発。ビーフバーガーをテスト販売し、大きな反響を呼びました。

出典: *1 「歯触り良い冷凍サンド」、『日経流通新聞』2007年3月28日 。*2「解凍サンドイッチ」、『ワールドビジネスサテライト』2007年4月10日 *3 特許第6297736号他

開発当初の冷凍サンドイッチ

※ 開発当初の冷凍サンドイッチ(試作品)

開発当初のハンバーガー

※ 開発当初のハンバーガー(試作品)

それから2年。サンドイッチ専門店を退職し、ご高齢となった山下さんは、培った技術を次世代に残したいと考え、知財プロデュースを手掛ける納氏に相談。長年にわたり取り組んできたフードロス問題に対する想いや技術を人々の役に立てたいという山下さんの考えに共感した納氏は、新たに【リベイク専門パンブランド】の立ち上げを開始しました。


新しい商品と新しいブランド

リベイク専門ブランドTenderbuns身体に良い原料にこだわり、焼きたてのようなふんわりとした食感の美味しいパンを届けるブランド。この設立に向けて、ブランド名は納氏により決定。山下さんのフードロス問題への想いから「優しい、思いやりがある、柔らかい」という意味を取り入れ、「Tenderbuns (テンダーバンズ)」としました。

 

冷凍チーズバーガー新ブランドとして開発した第一号の商品は、ふんわり食感のバンズと、ジューシーなパテ。とろりとしたチーズが魅力の「T.B.チーズバーガー」。固さも特長も違う食材をレンジでチンするだけでそれぞれが最良の状態に仕上がるよう、研究しました。

 

【実行者紹介】

写真左:山下幸男(監修)

1992年に兵庫県伊丹市でサンドイッチ専門店を開業。2006年よりサンドイッチ・ホットドッグの冷凍化開発のため株式会社レイサンドリームを設立し、カフェ用の食品販売を開始。2016年に退社してリベイクバーガーの開発をスタート。職人としての集大成として毎日大量に廃棄されるパンのフードロス問題に挑戦する。

 

写真右:IP SHOWCASE(株) 代表 納 公明

2019年に知財活用支援・知財プロデュースを手掛ける事業、IP SHOWCASEを開始。世界では飢餓が深刻な状況にある一方で、歯止めのかからないフードロス問題を憂慮。山下さんのもつ技術と想いに共感して、ブランドの立ち上げを決意。特許技術を活かした「身体にやさしい、地球にやさしい、ふんわり食感のパン」をプロデュースし、世の中のニーズを捉えた人の役に立つサービスの提供を目指す。