今年もあとわずかですね。
年末の食事会で飲み食いした後は、新年におせちをいただき、
久しぶりにあった故郷の友人たちと飲み歩くのが私の通例。
こんな生活をしていると身体の調子は狂ってしまうもので、その結果、年明けから重い体をかかえてロースタートを切るのが最近のルーティンになっています。
そして、この負のスパイラルから抜け出さなければと、年始になってから後悔するのも、もうひとつのルーティン。
そこで、今年は健康に気を配ることにしました。
どんな方法かというと、ズバリ冷凍食品を活用します。
冷凍すると食材の栄養が損なわれると思われがちですが、実はそれどころか、栄養素が増える食材も存在するんです。
ズボラな私でもできる、労力も努力もともなわない手軽な対策。
それでは、早速ご紹介していきたいと思います!
1 二日酔いのお供「しじみ」がパワーアップ
最初にご紹介する食材は、冷凍しじみです。
しじみといえば、肝臓の働きを助けてくれる「オルニチン」が豊富で、二日酔いで自業自得のぐったりとした私たちにとって、呆れて白い目で見てくる家族よりも優しい存在。
このしじみ、あまり知られていないのですが、冷凍するとなんとオルニチンの含有量が4倍以上に増えるのだそうです。
ちなみに「オルニチン」はアミノ酸の一種なので、冷凍したしじみは旨味も一緒にパワーアップします。
2 冷凍しても元気に復活「納豆菌」
健康的な食材の代表ともいえる納豆。
身体によいといわれる主な理由は、腸内環境を整えてくれる納豆菌がいるからです。
ですが、賞味期限はだいたい一週間くらいと短く、急な外食が増えるこの時期は食べ切れずに期限切れになってしまう、なんてこともよくおこります。
もったいないので、忙しい時には買わずに避けていました。
実はこの納豆菌、冷凍しても、常温に戻せば平気なんだそうです。
実際、海外へは冷凍して輸送されていて、凍った状態で売られていることが多いのだそう。賞味期限内に食べることが前提ですが、冷凍の手段もあるとわかれば、手がのびやすくなりそうです。
3 美肌予防にもなる「バナナアイス」
子供のころ、バナナを割り箸にさして凍らせて食べた記憶がある私には懐かしい冷凍バナナ。
当時は、知る由もなかったのですが、このバナナも冷凍することで栄養素が高くなる食材のひとつ。
冷凍すると、ポリフェノールが2倍になるのだそうで、肝臓解毒作用を高める作用や強い抗酸化作用で体内の余分な活性酸素をとりのぞく働きがあります。お肌の美容にもおすすめです。
いかがでしたでしょうか? どれも所要時間は、冷凍庫に入れるわずか10秒程度。
これならすぐにでも始められそうです。
手軽に対策して、年末年始の暴飲暴食は全てなかったことにしてしまいたい。
今年も後わずかになりましたが、みなさまお身体をお大事に
素敵な年末をお過ごしください。