外出自粛で続く自炊に活用したい【知って得する美味しくお肉を冷凍する方法トップ5】‼


緊急事態宣言が解除され、21日から7都道府県は「まん延防止等重点措置」に移行したものの、飲食店の営業時間や酒類の提供には一定の制約はあり、仕事終わりには「夕食難民」という方も少なくないようです。

やはり引き続き自炊の工夫は必要になってきそうです。

そこで心配になるのが食材の保存について。

例えば皆さんは、お肉の正しい保存方法をご存知でしょうか?

今回は、冷凍後も実は美味しい知って得するお肉の冷凍方法TOP5を紹介します!

お肉によってどんな冷凍方法があるの?

お肉の冷蔵での保存期間は2~3日が目安だとされていますが、お肉の種類や形状・部位ごとに適した冷凍方法を施せば、2~3週間は美味しさを保つことが出来、料理をする際の時短にもつながるのです!

① ひき肉

まず最初に紹介するのはひき肉です。

ひき肉で細心の注意をはらいたいのが肉の鮮度について。

ひき肉は、細かくされている分、空気に触れる表面積が大きく、傷みやすいです。なので極力酸化を防ぐべく、使用する分ずつをラップした後、冷凍保存袋にいれて金属トレーの上にのせたまま急速冷凍するのが美味しさを保つポイント!

また、個人的におススメしたいのが、炒めてから冷凍する方法。先に炒めておくことで日持ちがアップし、肉のドリップも出ないことから臭みもなくなります。また保存袋に直接入れても、使いたい分だけの量をパラパラと簡単に取り出すことが出来るので便利です。

②ブロック肉

次に紹介するのはブロック肉です。豚や牛のブロック肉は、肉じゃがや豚の角煮によく利用されますね。

ブロック肉の冷凍方法は、使い道ごとに分けましょう。

シチュー、角煮、カレーに使う場合は食べやすい大きさにカットしてから、焼き豚、ローストポークやビーフ、ステーキなどに使う際は、塊で冷凍しましょう。

ブロック肉は正しい冷凍方法でカット肉よりもさらに美味しく保存可能な期間が長くなります。表面の水気をふき取った後、全体をラップで包み、さらに上から全体をアルミホイルで包むと、冷凍室の開閉による温度変化の影響を受けにくくなり、美味しさをしっかり保つことができます。

③鶏もも肉

鶏もも肉は、肉の部位の中でも、特に使う頻度が高い部位ではないでしょうか?

鶏肉は牛や豚に比べて水分量が多いため、痛みやすいことから、冷凍することで保存期間を大きくのばせます。

冷凍する方法としては、キッチンペーパーで両面の水分をよくふき取った後、ラップで包んだあと、保存袋にいれて冷凍してください。

焼き物料理や煮物料理に使うのならば、血や黄色い脂を取り除くひと手間を加えてあげると臭みもなくなります。

また、塩麹と一緒に保存袋に入れて冷凍すれば、味が均一に染み込み、火を通した時に、お肉がよりふっくらジューシーに仕上がります!

④鶏むね肉

鶏むね肉も、もも肉同様、様々な料理に使うことができますが、ここでは解凍後の使い道が決まっていない、そんな場合の冷凍方法を紹介します。

まず肉表面の水分をしっかり拭き取ります。雑菌の繁殖を防ぐ意味でもお肉を冷凍する際には水分をふき取っておくことが重要なので、しっかりとやりましょう。

保存袋に鶏むね肉、砂糖、塩、酒を保存袋に入れたら、全体によく馴染ませます。これだけで美味しく保存可能な期間が長くなります!

 おススメの調理法としては、保存袋のまま熱湯に入れるだけというもの。下味もついているので、お肉に火が通ったら、あとは適当な大きさに切って、サラダや和え物にしたり、バンバンジーソースをかけるだけ。手間がかからないのに、満足度100%です!

⑤鶏ささみ

最後の紹介となるささみですが、お肉類の中でもダントツ低脂肪・高たんぱくであり、疲労回復効果をもつ成分も含まれていることから、アスリートにとても好まれる種類です。

また味も淡泊なので、様々な調味料が馴染みやすく、和洋折衷におけるプラスの一品であったり、麺類のトッピングなどとして常備すると重宝します。

常備する際のおススメな冷凍方法としては、耐熱皿にささみ、砂糖、塩、酒をふりかけ、ふんわりとラップをしたら、レンジで加熱します。(余熱で火を通しきるぐらいが美味しく仕上がるコツです)粗熱がとれたら、指で食べやすい大きさに割き、1回の使用分にラップで包んでから、保存袋に入れて冷凍します。

これがあれば、あとちょっとのボリュームや栄養が欲しいという時に、レンジで解凍するだけで、うってつけの食材になりますよ!

まとめ

今回は、お肉の種類や形状・部位ごとに適したおススメの冷凍方法について解説しました。

肉は痛みやすい食材ではあるものの、一工夫すれば、美味しさをキープしたまま長期冷凍保存が可能になります。

また、解凍後どう使用するかに応じて肉の大きさを変え、使う量ごとにラップで包んだ後に保存袋に入れて、冷凍庫で保存しておけば、使いたい時に、使いたい分だけ利用でき、料理の時短にもなります!

本記事が外出自粛で自炊が続いている際のお役立てになれば嬉しいです。

 

著者:Tenderbuns.jp