4度目の緊急事態宣言で知っておきたい夏対策!冷凍可能な意外な食べ物5選


食中毒に注意が必要な夏本番!とりわけ食材の扱いには注意が必要です!

常温での保存以外にも、注意が必要なのが冷蔵保存!湿度が高く、ジメジメとした夏の時期には雑菌が繁殖しやすいため、冷蔵庫の中の食材も消費期限に関わらず、なるべく早く消費することをおすすめします。

しかし、緊急事態宣言で外出制限がある中、食材の買いだめで、食材をダメにしてしまうこともありますよね。

そこでお伝えしたいのが冷凍することで長期保存が可能になる「今まで冷凍できない」って思っていたけど、実は冷凍できる!そんな5つの食材について解説します。

①にんにく

まず最初に紹介するのはにんにく。

にんにくを玉ねぎやじゃがいもといっしょに新聞紙にくるんだり、紙袋に入れて低温暗所で常温保存する方が多いのではないでしょうか?

にんにくの特徴としては水気があると傷みやすく、気温が高いと芽がでてきてしまうので、高温多湿な夏の時期は冷凍保存がおすすめです!

【にんにくの保存方法】皮つきのまま冷凍!

用途に合わせてカットしてから使う分ずつに小分けしてラップにくるんで冷凍するのは1つのおすすめ方法。調理のタイミングで時短にもなり便利です。

しかし、よりにんにくの風味をキープするのにもう一つおすすめなのが、にんにくを1片ずつバラバラにしたら、皮つきのままラップし、保冷袋に入れて冷凍保存する方法。

この方法だと6ヵ月程度は保存が可能になり、美味しさも持続させることが出来るので安心して常備出来ます!

②ナッツ

ナッツの栄養価が高いことはテレビなどでも取り上げられ、よく知られていることだと思います。その健康効果から、こまめに毎日食べたい食材の一つですよね。

スーパーなどではおやつやおつまみコーナーに常温棚で売られているため、常温で長期間保存可能な食べ物のイメージがある方も多いとは思いますが、実は保管の仕方を誤ると、酸化し易く、味も栄養価も落ちてしまいます。

【ナッツの保存方法】真空袋にれて冷凍保存!

毎日食べたいから常備したいナッツ。そこで必要なのは保存の工夫!

と言っても、実はナッツの保存方法は実に簡単!

冷凍用の真空保存袋に入れ、空気をできるだけ抜いてから冷凍庫に入れる、これだけです。

ナッツは水分量が少ない為、ガチガチに凍ることも無く、冷凍庫から出してそのまま食べることも出来ます。

冷凍されたナッツはよりパリッとした食感で美味しいですよー。(個人の感想)

③チーズ

おつまみにも、日常の食卓にも日本のチーズの接種量は増えている傾向にあります。

チーズは常備品という方、案外多いのではないでしょうか?

とはいえ、ブロックチーズやシュレッドチーズ(ミックスチーズ)が美味しく食べられる期間中に使い切れないこともありますよね。

チーズも冷凍出来るのです!

【チーズの保存方法】チーズは冷凍保存できる。しかし注意も!

チーズの形状や種類が違えど、各種とも冷凍保存することで約1ヵ月ほど保存が出来ます。

保存方法はブロックチーズの場合、適当な大きさにスライスした後、ラップし保存袋に入れて冷凍庫へ。

時に小分けが面倒なシュレッドチーズは、片栗粉をまぶしてからそのまま冷凍の保存袋に入れれば、小分けせずとも使いたい分だけパラパラとほぐせるので、この方法覚えておくと便利ですよ!

しかし、チーズの冷凍に、実は一つだけ注意すべきことがあります。

それは水分が多いチーズ類は、食感が変わってしまうことです。

水分が多いチーズ類と言えば、モッツァレラ、カマンベール、ゴルゴンゾーラ、クリームチーズ類。このような水分が多いチーズの場合、解凍後は加熱調理がおすすめです!

ハード系のチーズであれば解凍後、そのまま美味しく食べられるので、常備出来て簡単に用意出来るお酒類のおつまみとして便利です。

④卵

たまごの賞味期限が、「生で食べることができる期限」であることをご存知でしょうか?

つまり、賞味期限が過ぎたとしても、加熱すれば食べることが出来ます。

ただ高温多湿な時期は、なるべく期限内に食べることをおすすめします。

特に夏に気を付けたいサルモネラ菌による食中毒。

卵の殻の表面にはこのサルモネラ菌が付着していることもあるので、調理前に一度水洗いをすることをおすすめします。

また殻にひびが入っていたり、一度殻を割った卵も菌が増殖しやすくなっているので、すぐに食べるか、早めに加熱調理してから冷蔵保存や冷凍保存しましょう。

【卵の保存方法】生でも冷凍可能!?

以前ちょっと話題にもなっていた卵を殻のまま冷凍する方法。

卵の冷凍は長期保存を目的というよりは、冷凍することによる味の変化を楽しむものとしてご紹介したいと思います。

殻の表面を洗ったのち、冷凍保存袋に生卵を殻のまま入れ、そのまま一晩おいてみてください。翌日に割ってみると、不思議なことに中身が全て黄身になったような見た目で、食感はねっとり、味は濃厚で、新しい美味しさに出会えますよ!

*注:卵は凍ると中身が膨張して殻が割れることもあるので、必ず冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。

⑤バター

最後にご紹介するのはバターです。

小分けされたバターも売っていますが、お菓子作りや料理の用途によりブロックで買ったりし、中途半端に余すこと、ありませんか?またコストコなどではついお値段に魅かれ、大きい塊で買ってしまったものの保存に困ることも。

しかし、冷凍保存することで最後まで美味しくバターの風味を楽しむことが出来るのです。

【バターの保存方法】冷凍で2つのメリット!

バターも基本的には、ラップで包んで冷凍保存袋に入れた後に冷凍するのが良いのですが、より風味を保つのにおすすめしたい冷凍方法があります!

それはアルミホイルで包んた上からラップをすること。

酸化し易いバターには、このひと手間が美味しさの差になります。

また、一度解凍したものを再冷凍することは著しく味が劣化する為、使う量に小分けするのが良いです。

正しく冷凍保存出来れば、1ヵ月は美味しさが持続可能です。

バターを冷凍保存することのメリットはもう一つあります。それは、バターがニオイを吸収し易い食品であるため、冷蔵庫で保存している間に他の食べ物からニオイ移りすることがある中、冷凍することでそれが回避できるというメリットです。

まとめ

自由な外食がまだ難しい中つづく自炊生活。食中毒に注意が必要な高温多湿な季節に突入した今、日常で常備する食材の意外な保存方法をご紹介しました。

健康面、経済面でメリットある冷凍方法を知るきっかけになってもらえれば幸いです。

 

著者:Tenderbuns.jp