新生活を始める人にとって、自炊をする時間や手間が取れないこともあるかと思います。そんなときに便利なのが、冷凍食品です。今回は、春に新生活を始める人に向けて、おすすめの冷凍食品と、知っておくと便利な冷凍食品のちょっとした工夫で更に美味しく食べるコツを種類別にご紹介します。
目次
1:ピザやパスタなどのイタリアン料理
冷凍食品の中でも、イタリアン料理は種類が豊富で、美味しいものが多いです。市販のものだけでなく、ネット通販で購入できる高級な冷凍ピザや、自然解凍できる手作りパスタなどもあり身近な冷凍食品の代表格の1つでは無いでしょうか?
ピザはオーブンで焼く必要がある場合もありますが、電子レンジで数分間加熱するだけで食べられるものも多くあるので、急いでいる時は電子レンジ調理約5分で美味しさを堪能出来ます。味にこだわって、より美味しく冷凍ピザを食べたいという方には以下の食べ方をおすすめします。
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オーブンで調理する際に、予熱をしっかりと行います。オーブンが十分に温まってからピザを入れることで、きちんと焼きあがり、外側はカリッと、中はふんわりとした食感を楽しめます。
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ピザを焼く前に、トッピングを追加することをお勧めします。例えば、新鮮なハーブや野菜、オリーブオイルを追加することで、味に深みが増し、より美味しくなります。
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調理後、ピザを少し冷ましてから切ることで、中の具材がこぼれずにきれいに切れます。
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オリーブオイルやレモン汁をかけることで、ピザにアクセントを与え、味に深みを増すことができます。
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ピザを食べる前に、パルメザンチーズや赤唐辛子フレーク、ドライハーブをかけることで、味を引き立てることができます。
2:餃子や春巻きなどのアジアン料理
アジアン料理の冷凍食品も種類が豊富で美味しく楽しめます。餃子や春巻き、焼売など、レンジ調理だけで完成するものも多く、お酒のおつまみにもぴったりです。
冷凍餃子6個入りで袋のまま2分程温めるだけで食べられる商品などもありますが、餃子の皮のパリパリ感が無くなってしまうのを避けたいという方は以下の食べ方をおすすめします。
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餃子を焼く前に、底に油を敷いたフライパンを強火で熱し、フライパンが温まったら一旦弱火にします。
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冷凍のまま餃子同士が触れないように餃子を並べます。間隔をあけて並べることで、餃子同士がくっつかずに美味しく仕上がります。
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並べたら再び強火にして、冷凍餃子にかからないように水を入れたら、蓋をして約5分蒸し焼きにします。
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水分がほとんどなくなっていたら中火にして、鍋肌にごま油を回し入れて香ばしさと焼き色をつけます。
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皮がパリッとして焼き色がついたら完成です。お好みでタレをつけて食べましょう。餃子用のタレを用意するのも良いですが、醤油や酢を合わせたものの他、コチジャンやごま油を混ぜたアレンジタレなどの味変を楽しむのもおすすめです。
3:炒め物やカレーなどの一品料理
炒め物やカレーなどの一品料理も、冷凍食品として種類豊富に販売されています。これらは、冷凍しておいていざというときに電子レンジ加熱だけで、ご飯がすすむ1品として手軽に美味しいおかずとして楽しめます。
注意点として、冷凍カレーを食べる時は、耐熱皿に移して温めてください。油分が多く含まれたルーを電子レンジで加熱する時は耐熱皿以外を使用した場合、食器が割れることがあるので注意が必要です。また、鍋で温める場合、鍋底が焦げやすいので、均等に温まるように弱火でよく混ぜてください。煮詰まり過ぎた場合は、水を加えて調整します。
冷凍カレーをただ温めて食べるのも良いのですが、こんなアレンジメニューはいかがでしょうか?
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カレーサンドイッチ:ホットサンドメーカーに食パン、スライスチーズ、水分をなるべく抜いたカレー、スライスチーズ、食パンの順に重ねて焼く。チーズが食パンにカレーが染み込み過ぎるのを防ぎ、外はカリカリ、中はトロっとしたチーズカレー味のサンドイッチが楽しめます。
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カレードリア:耐熱皿に溶かしバターを塗り、ご飯、カレー、ご飯、カレーの層を作り、最後表面中央にくぼみを作ります。くぼみを囲むように溶けるチーズをふりかけオーブンで温めたら、仕上げに中央のくぼみに卵黄を落として、完成。黄身を崩しながら食べるのがおすすめです!
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カレースープ:冷凍カレーを鍋で温めながら、ココナッツミルク(パウダーであれば溶かしたもの)を加えると、一気にエスニック風味のカレースープに!クセになる味です。
4:ハンバーガーなどのワンハンドグルメ
袋のままレンジで出来立ての味よみがえる冷凍ハンバーガー『テンダーバンズ』
- テンダーバンズを食べる前日の夜に冷蔵庫に入れ、ゆっくりと冷蔵庫で解凍させてから、袋のままレンジで600Wで約1分温めると最高のふわふわ感とジューシーパティや具材のベストなハーモニーが味わえます。
- テンダーバンズを食べる2~3時間前に常温で解凍し、袋ごとレンジで約1分温めるとバンズのフワフワ感とパティや具材の一体感が時短で手軽に食べられます。
- 時間が無い時はもちろん冷凍庫から出してそのままレンジアップ約1分半の方法で美味しいハンバーガーが蘇ります。温め後はなるべく早く食べるのがおすすめです。
5:野菜や果物
野菜や果物も、冷凍食品として販売されています。解凍してそのまま食べることも出来ますが、レンジで10秒~20秒温めれば、あっという間に美味しい食べ頃に解凍されます。これらは、季節を問わず手軽に食べられる上に、新鮮なフルーツと同じように栄養価も高く、保存も長持ちするので、経済的にも優しいアイテムです。
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フローズンフルーツそのままを使った美味しい食べ方もあります。その中でもおすすめレシピをご紹介。
- フローズンベリースムージー
- 冷凍ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリー、をミキサーに入れる。
- オレンジジュース、ヨーグルト、はちみつを加えてよく混ぜる。
- お好みでアーモンドミルクを加えるとより栄養価も高くコクのあるスムージーに。
- フローズンマンゴーヨーグルトアイスクリーム
- 冷凍マンゴーをミキサーに入れる。
- プレーンヨーグルト、レモン汁、はちみつを加えてよく混ぜる。
- 器に入れて冷凍庫で冷やしてから、食べるタイミングでグラノーラやナッツをトッピングすると食べ応えのあるヘルシーなヨーグルトアイスクリームに。
- フローズンパイナップルパフェ
- 冷凍パイナップルをミキサーに入れる。
- ココナッツミルク、ライム汁、はちみつを加えてよく混ぜる。
- ココナッツチップスやグラノーラを入れたグラスに上記を流し入れて見た目にもきれいなパフェに。
6:まとめ
以上、おすすめの冷凍食品とそれぞれのおすすめの食べ方を紹介しました。冷凍食品は、忙しい新生活において手軽で便利な食材として重宝します。また、買い置きしておけば、時間がない、外出が出来ない、すぐに食べたい!という時の他、急な来客にも対応できる便利食材なので、ぜひ積極的に利用してみてください!