買い物し忘れて冷蔵庫に使える食材がない!なんてこと、時々ありませんか?
買える時に、買いだめして食材をストックしておきたいけど、野菜類は日持ちしないし、冷凍保存する為の下処理が面倒。。なんて思うことも。
でも実は、加熱処理なく冷凍できる野菜たちがあるのです!
今回は、知っておくと便利な、『加熱処理なく冷凍できる野菜』を集めてみました。
1. 冷凍すればうまみアップ!旨みの宝庫冷凍きのこ
以前、しじみは冷凍すると細胞が壊れるために、うまみ成分が溶け出しやすくなり、出汁がおいしくなるとお伝えしました。
きのこも同様に凍らせると酵素の働きで加熱後の香りやうまみが増す食材と言われています。
きのこを凍らせる場合は、水で洗わず、汚れを濡れたキッチンペーパーで取るぐらいで凍らせると香りも残りおいしいのですが、洗わないと汚れなどが気になる人もいますよね。そんな時は、市販の洗わずに使えるパックのしめじをそのまま冷凍すれば、冷凍前の手間も省けておススメです!
※参考:カゴメ株式会社「きのこの冷凍保存」
2. 超時短で飴色玉ねぎを作るには冷凍!
玉ねぎを常備されているご家庭は多いとは思いますが、皮を剥いたりするのがちょっと面倒で使うのをやめてしまうこともありませんか?くし切りやみじん切り、薄切りなど、用途に合わせてカットしてジップロックに平たく入れて冷凍すれば、凍ったまますぐに料理に使えます。
そして、嬉しいのが、通常1時間ぐらいは炒め続ける必要がある飴色玉ねぎも、冷凍玉ねぎを炒めれば、あっという間にあめ色玉ねぎが出来ちゃうのです!玉ねぎは冷凍することによって細胞が壊れて火が通りやすくなり、味もしみこみやすくなるので、時短で美味しいのはお得です!!
また、皮を剥いて丸ごと冷凍する方法もおススメ!切って使うには3時間ほど冷蔵庫で解凍しないといけませんが、まるごとスープの中に入れれば簡単にとろとろの玉ねぎスープが完成!
3. 料理の度に切るのが面倒な人参やかぼちゃも冷凍で解決!
一般的に冷凍に向いている野菜は、水分の少ないものとされています。
人参やかぼちゃを買って来たら、使わない分は用途ごとの大きさにカットして冷凍すれば、ちょっと使いたいときにとても便利です。大きめに切ったものはカレーやシチューなどの煮込み料理にそのまま入れられますし、薄く切ったものは、炒める時も冷凍ならば生の時より火が通りやすくなりますよ!
4. 実はそのまま冷凍できて食感そのまま冷凍小松菜
小松菜はそのまま冷凍できる数少ない葉野菜です。小松菜はえぐみが少ないため、ゆでる必要がなく、洗ってキッチンペーパーなどで水分を取ってから食べやすい大きさに切り、そのまま冷凍でOK。解凍するときは、自然解凍で大丈夫ですが、短時間で火を通せば、シャキシャキ感を損なわずに食べることができます!
こういった野菜が冷凍庫にあるだけで、慌てて買い物に行かなくても、日々の料理が時短で美味しく栄養もプラスできて、一石三鳥ですね。
袋のままレンジで出来立ての味よみがえる冷凍ハンバーガー『テンダーバンズ』