みなさん、最近SDGsという言葉を見たり聞いたりしませんか?大きな組織の取り組みであって、自分には関係ない話、、何て思っていませんか?実はとても身近なことで、しかも実践することが家計にとってお得なことだったりもするのです!
今回は、SDGsを身近な例でお伝えします。
SDGsって何?
SDGs(エスディージーズ)は、Sustainable Development Goals の頭文字で、「持続可能な開発目標」*を表しています。
産業革命以降、人間は地球の限りある資源をふんだんに使うことによって経済発展をとげてきました。
ところが、1972年マサチューセッツ工科大学の『成長の限界』という報告書の中で、人口増加や環境汚染など、現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達すると発表されています。限界、、、つまり地球の最後を意味しているのです。。
その後、1987年に『我ら共有の未来(Our Common Future)』で持続可能な発展の概念が提唱され、2015年の国連サミットで発表されたのが、SDGs、すなわち、地球にやさしく持続可能な世界のための、2030年までに達成したい17個の国際目標です。
今まで持続可能な開発というテーマは何度もとりあげられていましたが、国やNGOなどが主体のものが多く、個人が当事者意識を持ちにくいのが難点でした。
SDGsの、地球と人類の未来のために、今私たち一人ひとりが何ができるか、何を目指せばいいのかという指針について、身近な例で考えて見ませんか?
身近なSDGs、フードロスを冷凍食品で減らそう!
そこで今注目されているのが、ごみの増加につながるフードロスをなくす一つの手段としての冷凍食品の活用です。
冷蔵庫の中に、忘れていた、使えなかった、腐らせてしまった食材ってありますよね。
それを、冷凍できる食材に替えていけば、あるいは、冷凍できるものは冷凍するようにすれば、少しずつでもフードロスを減らすことができ、ごみの軽減につながり、地球環境改善への貢献ができるのです!
現にアメリカでは、以前にもまして冷凍食品の種類も使用頻度も増えており、今後生のものはほとんどなくなり、すべて冷凍に置き換わるのではないかとも言われています。また、急速冷凍などの冷凍技術の進歩も冷凍化を促進しています。
個人的には全て冷凍のものを食べるのは寂しいですが、腐らせてしまった、使えなかった食材らを一度見直し、今後は冷凍できるものかどうか考え、できそうなら冷凍してしまうことから始めてみませんか。これは無駄な出費を減らすことにもなり家計にもプラスです!
今の私たち一人ひとりの小さな行動が、未来の世代のよりよい世界につながれば素敵ですよね。
また近い未来、今の冷蔵庫のように冷蔵部分が大半を占めるのではなく、冷凍庫の冷蔵機能付きがスタンダードな家電に!なんてこともありそうですね!
※参考:
SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)
SDGsとは? | SDGs総研 (sdg-s.jp)