皆さんは5月29日が何の日か、ご存知でしょうか?
正解は「エスニックの日」です。
これは、一般社団法人 日本エスニック協会が、エスニック料理の普及を推進すべく、制定したものです。
いよいよ夏本場。ここでは、家で作れるパクチー入りエスニック料理を紹介します!
エスニック料理とは?
料理を紹介する前に!簡単にエスニック料理とは、どんなものなのか解説します。
エスニック料理は主に、東南アジアからインドにかけての国の料理を指す言葉で、1980年ごろからはアジアの枠をこえ、世界中の大都市でも手軽に食べられるようになりました。
エスニック料理には、さまざまな調味料が使用されますが、その中でも特に使用率が高く、有名なのがパクチーです。
パクチーで一気にエスニック
エスニック料理、東南アジアの食文化の象徴とも言えるパクチー。
パクチーは、セリ科に属する「コエンドロ」と呼ばれる香辛料のこと。
いま多用されている「パクチー」は1990年ごろから徐々に使われ始めた言葉で、それ以前には「コエンドロ」と呼ぶのが一般的だったんです。
自分の周りの人を見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、パクチーは好き嫌いが分かれる食材です。
虫や食べ物が腐った匂いがしてとても食べられたものじゃない!という人もいれば、柔らかい苦味がたまらないと、好んで食べる人もいるなど、大変両極端の反応が見て取れます。
実は栄養価が高くヘルシー食材としても注目を浴び、近年日本でも、パクチーが流行っており、日本独自のパクチー料理も数多く誕生しています。
次に、パクチーを使ったおすすめの料理を紹介していきます!
パクチニスト必見、おうちで食べられるパクチー料理
①トムヤムクン
最初に紹介するのは、トムヤムクンです。
エビ入りの酸味が効いたスープ料理で、日本でも有名ですよね。
身近な食材でトムヤムクンの作り方
材料(2人前)
・エビ4尾
・マッシュルーム4個
・トマト、レモン2分の1個
・玉ねぎ4分の1個
・ニンニク、生姜2分の1個
・パクチー1本
・ナンプラー大さじ1
・豆板醤小さじ2分の1
・水300ml
・ごま油、こしょう少々
①野菜を調理する。ニンニク、生姜、パクチーをみじん切り、トマトをざく切り、玉ねぎを縦切り、マッシュルーム4等分にする。
②パクチーの根と海老の殻をごま油で炒める。
③「②」で使っている鍋とは別の鍋でにもごま油を引き、「①」で下準備を終えたニンニク、生姜、豆板醤を炒めた後、玉ねぎを投入して炒める。
④トマトを形が崩れるまで炒めた後、「②」の調理で完成したスープを加える。
⑤エビとマッシュルームによく火を通して、ナンプラー、レモン、こしょう、パクチーを器に盛り付けて完成。
②ヤムウンセン
次に紹介するのは、タイの春雨サラダ・ヤムウンセンです。
こちらも酸味が効いた料理で、湿気が高くなるこれからの時期にはおすすめですよ!
手軽に本格的なヤムウンセンの作り方
材料(2人前)
・エビ6尾
・鶏ひき肉50g
・緑豆春雨25g
・プチトマト4個
・柴玉ねぎ8分の1個
・セロリ3分の1本
・香菜2分の1株
ナンプラーレモンだれ
・ニンニク2分の1かけ分
・赤唐辛子の小口切り小さじ2分の1
・砂糖、ナンプラー、レモン汁大さじ1と2分の1
①プチトマトを縦半分にカット、柴玉ねぎを食べやすい大きさにくし形切り。エビは殻、尾、背わたを全て取る。その後タレの材料をボールに入れて混ぜる。
②お湯を沸かした後、春雨をパッケージの手順通り沸かし、エビとひき肉を変色するまで茹でる。
③エビとひき肉を茹で終えた間もなく、「①」で作ったタレをボールに加えて、よく混ぜる。まだ入れていない残りの野菜も加える。これで完成。
まとめ
本記事では、パクチーを使った料理について解説しました。
年中高温多湿の環境である東南アジア。
エスニック料理は、そんな環境下でも大変食べやすく、涼を感じられる料理です。
日本の夏も、東南アジア同様に蒸し暑いですが、エスニック料理を食べて、乗り切りましょう!